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2011年8月28日 (日)

(定本悲しき玩具)一握の砂以後 解説 18

2月26日は終日40度の熱が下がらない。「夜氷嚢のお蔭にて眠る」と日記にある。

3月1日の日記には「夜は氷嚢をあてゝ眠るを例とす」とある。

3月3日「右の肋膜に水がたまつたといふことだ」。結核性胸膜炎であろう。

3月15日退院。

「寝つつ読む本の重さに」(120)までが入院中の歌、「今日は、なぜか、」(121)以下「氷嚢のとけて温めば、」(128)までが退院後の在宅療養中の歌と考えられる。

(以後も平癒することなく在宅療養生活がその死まで続くことになる。)

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