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2011年10月12日 (水)

幻の啄木歌集「仕事の後」 3

以下は新編著の「仕事の後」の「解説」です。

歌人啄木以前 

「仕事の後」の成立事情およびこれが「幻の歌集」であるゆえんについては本書「まえがき」で触れた。

ここでは「仕事の後」に直接かかわる歌人石川啄木の誕生を見ておこう。

啄木は幼少年期から歌人でもある父一禎の薫陶を受けており、幼少にして短歌の韻律を肉体化したと推定される。

盛岡中学校四年生の冬には校内の短歌グループ白羊会の中心となり、岩手日報に白羊会詠草を連載するまでになっていた。

1903年(明36)12月には「明星」に啄木の詩「愁調」5編が載った。詩人啄木が誕生した。ほとんど同時に啄木の歌の才能も新詩社内で高く評価され始めた。しかし詩人啄木が先に誕生したのである。

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