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2011年11月24日 (木)

幻の啄木歌集「仕事の後」 23

さて、24日、113首を作り終えるとすぐ「そのうち百許り与謝野氏に送つた」が、翌25日から26日午前2時にかけてさらに141首作ると、26日にまた「昨夜の歌を清書して送つた」(日記)。

結局は28日に新詩社へ出かけて行き、その後26日27日に作った分も含めて原稿の最終編集をおこなったらしい。これが「明星」7月号に載ることになる。

7月10日「明星」7月号が届く。

「巻頭に予の歌″石破集″と題して百十四首。外に散文詩四編、選歌」と記す。

「与謝野氏の直した予の歌は、皆原作より悪い。感情が虚偽になつてゐる。所詮標準が違ふのであらうから仕方がないが、少し気持が悪い」とも書く。

6月24日25日の2夜の後が歌人啄木のひそやかな誕生だとすれば、「明星」7月号は人々に歌人石川啄木の誕生を告げている。

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