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2012年4月 5日 (木)

『復元啄木新歌集』評 9 東郷克美氏

今日4月5日、ブログを再開するつもりで、このページを開きました。2月12日の翌日から中断。3月10日に中断のご挨拶。そして中断の続行。今日アクセス分析を見ましたらこの間にもたくさんの方々がこのブログを訪問して下さっていました。お詫びとお礼を申し上げます。

しばらく休むとその生活がなじんでしまい、億劫な気持ちが正直働きます。

この中断期間に若い人向けの啄木本を出せないか、四苦八苦してみました。わたくしの30年近い啄木研究の総合且つ応用を試みたわけです。日の目を見せたい企画ではあります。ある出版社が検討して下さることになっています。

この仕事が一方であり、他方で北海道旭川市の啄木像・歌碑建立の運動に関わってきました。HP「旭川に石川啄木の歌碑を建てる会」をごらんください。

提案者はわたくしだったのですが、大運動に発展し、800万円の寄付も集まり、啄木像・歌碑もできあがり、4月13日の除幕式を待つばかりとなりました。

さて、今日は2月20日にいただいた東郷克美さんのハガキをご許可をいただき掲載致します。

拝啓 寒い冬でしたがようやく春めいて来ました。お変りなくご活躍のことと存じます。

さてこのたびはご労作「復元啄木新歌集」をご恵投下さりまことにありがとうございました。

先の朝日文庫版「一握の砂」も渾身の一冊でしたが今回の新歌集復元はそれ以上に独創的な復元的研究で、そのまま全体が研究書の観がありました。

架蔵の全集の歌集の部とひきくらべて読むとほとんど別の啄木像がうかびあがって来るように感じました。まさに「新歌集」と呼ぶにふさわしいものと思います。

長年のご研究の「精華」と呼ぶにふさわしく目を洗われる感じでした。あらためて敬意を表します。

川崎市民アカデミーは文学散歩も情熱的にご指導下さったとよろこんでいました。御礼を申し上げます。

本日はご芳情への謝意のみです。お大事に

東郷克美さん:成城大学教授を経て現在は早稲田大学名誉教授。平岡敏夫さんの次の日本近代文学会代表。著書に『異界の方へ 鏡花の水脈』『太宰治という物語』『佇立する芥川龍之介』『太宰治の手紙』等があり、「井伏鱒二全集」の編纂を含め編著書も多数。

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コメント

長らくご無沙汰しました。『復元啄木新歌集』を先にご恵贈いただきながら御礼が遅くなり誠に失礼いたしました。唸りながら何度も読ませていただきました。来年から、大学入試で啄木を出そうと思う人は困るでしょうね。もし、近藤さんの研究を知らずに試験を作ったらえらいことになるし、研究に基づいて出したら、教科書にない問題を出した、と叱られる。
 相川さんを忍ぶ会でお会いできたら、色々教えて頂きたいと思います。とりあえず御礼まで。

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