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2013年11月26日 (火)

石川啄木伝 東京編 200

 そして真夜中おきよが京大生の部屋に夜這いに来たのを、障子に映った影によって知る。息をひそめて気配を聞く。 
  Rinsitu kara wa,toi tokoro ni Sisi(獅子)de mo iru yo ni、sono sewasii, atatakai,Hukisoku na Kokyu ga,kasukka ni kikoeru.Mi mo Kokoro mo torokeru Tanosimi no Mas-saityu da.
 金田一の嫉妬のてんまつの詳しい描写そしてこの夜這いの前後の描写、まるで出来のよい短編小説の一節のようだ。
 4月9日
 札幌の橘智恵子からの手紙をよろこぶ。意地わるくも昨夜のことを金田一に話し、金田一を苦しめてよろこぶ。忘恩の徒だ。
 社からの帰りの電車で京子に似た子を見る。
 初蛙を聞いてこう記す。
  Toku de Kawadu no Koe ga suru.  Ah, Hatu-Kawadu !  Kawadu no Koe de omoidasu no wa, 5 nen mae no Ozaki Sensei Sinagawa no Uti no Niwa, sore kara, ima wa Kunohe no Kaigan ni iru Hotta Hide-ko san !
 「Ozaki Sensei」は尾崎行雄。『あこがれ』は尾崎に捧げられたのであった。「Kunohe no Kaigan」は岩手県九戸郡種市村を指す。
 この3日間は思うさま表現できる場を得たよろこびで、向こうから飛び込んできたものをたのしそうに書き留めている。しかしこういうことを書くのがこの日記の目的ではなかった。

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