« 石川啄木伝 東京編 234 | トップページ | 石川啄木伝 東京編 236 »

2014年2月 6日 (木)

石川啄木伝 東京編 235

 啄木は一方でわが身とひきくらべているが、そのうら側には強烈な同情がある。しかし、かれには何一つ力になってやれることはない。
   Yo wa mo taerarenaku naru yo na Ki ga shita.  Naku ka, Jodan yu ka, hoka ni Shikata ga nai yo na Kimochi da.  Shikashi Yo wa sono toki Jodan mo ienakatta.: muron nakenakatta.
 石川啄木という人間のやさしさが、弱者に対する同情が美しい光を放っている。1年数ヶ月後社会主義者になる啄木の魂がここにある(明治期の代表的な社会主義者はみな下積みの人々への熱い同情にうらうちされたヒューマニストであった)。そして後の国民詩人石川啄木の一モメントがここにある。
 身のおきどころのない啄木は逃げ場をもとめる。そこが後のではなく、今の石川啄木だ。酒をたてつづけに飲む。たった3杯でたちまち酔っ払う。2円出しておえんという女を買い別の部屋で5分ばかり寝る。その間金田一はたま子とキスの初体験をしたらしい。
   Kaette kite Mon wo tataku toki, Yo wa Jibun no Mune wo tatakite iya na Oto wo kikuyo na Ki ga shita.

« 石川啄木伝 東京編 234 | トップページ | 石川啄木伝 東京編 236 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533861/59068739

この記事へのトラックバック一覧です: 石川啄木伝 東京編 235:

« 石川啄木伝 東京編 234 | トップページ | 石川啄木伝 東京編 236 »