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2020年8月 5日 (水)

石川啄木伝東京編1910年(明治43)その195

      啄木三行書きの意義
         
 啄木は『一握の砂』(東雲堂書店、明治四十三年十二月一日
発行)においてなぜ全短歌551首を三行書きにしたのか。
 啄木三行書き短歌をめぐる論考は少なくない。管見に入
った文献だけでも47編ある。中には、折口信夫「この集の
すゑに」(『海やまのあひだ』跋)(1925)、土岐善麿「短歌
機構論」『短歌講座』第四巻(改造社、1932)、吉田精一
「短歌における造型と韻律」(「短歌研究」1953・1)、
大室精一「啄木短歌の形成(1)――『一握の砂』の音数律
について――」(「佐野国際情報短期大学研究紀要」第8号、
1997・3)、髙叔玲「啄木の三行書き短歌の形式とリズム」
(「安田女子大学大学院文学研究科紀要」第6集、2001・3?)
など卓論も少なくない。
 しかし、啄木自身の語る三行書きの意義に注目し考察した
人は誰もいない。小論「啄木短歌三行書き序論」(「新日本歌
人」2004・4)で初めてその考察が行われた。本稿は小論
主旨にその後の考察の若干を加えたものである。

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